平野組

施工担当者より

　水産物地方卸売市場牡鹿売場・牡鹿製氷冷蔵庫建設工事が完成しましたので紹介いたします。
　本現場は鮎川漁港に魚市場と製氷冷蔵庫の機能を併せ持った施設です。敷地が狭いということで、一般的には平屋建とするところを製氷室・貯氷庫をあえて2階に配置計画された特徴的な建物であり、そのことで結露対策や漏水対策も吟味され、断熱・防水・塗床等の仕様は特に複雑でした。また、工事着手から地中障害物の影響により、工期延長も含め約1年半の長期工事となりましたが、工事関係者皆様のご協力をいただきながら無事に完成させることができましたことに深く感謝いたします。
　今回の施設完成は、震災復興という意味で地域住民・漁協関係者のみならず、多くの方々からも期待されていますので活気を取り戻す施設であってほしいと願うばかりです。

工事所長

藤原 孝路