施工実績

国立療養所東北新生園 総合診療棟

 

施工担当者より

 国立療養所東北新生園総合診療棟新築整備工事(建築)が完成となりますので紹介します。建物は既存治療棟の一部を解体し、鉄筋コンクリート造3階建ての総合診療棟を新築する工事となり、また東西南北各棟へ接続する渡り廊下の新築及び改修を行いました。外観は既存の施設に合わせてベージュと白を基調とした中にコンクリート打放のアクセントを加え、施設が一体化された感じに仕上がっております。また、内部は白を基調とした色の中に木目や彩色の扉等も設けており、とても明るく病院とは思えない洗練された建物となっております。現在ある第一病棟及び治療棟などの機能が総合診療棟に集約され、より機能的な施設になっていくと思われます。
 解体から含めて工事期間が約2年と長丁場の工事であり、また建物も四方施設に囲まれており限られたスペースの中で作業を進めていかなければならず、工程や作業間の調整に苦労した部分もありましたが、施設の関係者様をはじめ、工事に携わって頂いた工事関係者の方々のご協力のおかげ無事完成することができましたことを心より感謝申し上げます。

工事所長

夏堀 由輔

 

発注者  国立療養所東北新生園
設 計  株式会社唯設計
竣 工  2020年3月
構 造  総合診療棟:鉄筋コンクリート造3階建
 渡り廊下等:木造1階建 2棟
延床面積  総合診療棟:2,801.3㎡
 渡り廊下等:96.0㎡
場 所  宮城県栗原市

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